道路脇から生えている クヌギ・コナラ・ヒノキ等を伐採しました。

夏場に日陰になる為 車を利用する営業マンの休憩所・ゴミの不法投棄など気になさっている地主様からのご依頼です。

伐採前



伐採後 道路脇を伐採しました。



伐採中 ヒノキは登って短くしてから クレーンで吊りながら伐ります。







クヌギ・コナラは高所作業車で先端を短くして ヒノキと同じように クレーンで吊りながら伐ります。



普通は大きいラフタークレーンで吊りながら根元から伐採しますが、この道の少し先で他の工事をしていて 大型車が頻繁に通るので一時的でも道路を通行止めにすると迷惑になるので トラック積載の小型クレーンでの作業にしました。



「私に依頼がくる伐採はラフタークレーンは入れない等がほとんどです」

現場を踏んで少しづつスキルアップしていくしかありませんね。

しかし樹木を伐採する事は気が引けます。



クヌギに伐り口を入れた時に大量の水が流れ出てきました。

もう成長期に入っている為に根から水分を吸い上げている最中だからですが「泣いてる」なんて想像してしまいます。

伐る前に お清めして 「ごめんなさい」と謝っていますが…

伐られる樹木からすれば「ごめんなさい」で許してもらえないですよね。










玄関先の踏み石を撤去しました。



この状態でかなり大きい事が想像できます。

「下にかなり埋まってるんだろうな?」



「やっぱ!」



重量約1.2トン

埋め戻し整地して終わりました。

すぐに終わりましたが…機械がないと やる気 になれない石ですね。



空いてる日に実家の銀杏を剪定しました。

樹高約20メートルはありますね。

これだけ大きい樹木を透かし剪定するのは大変でした。

剪定前



剪定後



樹形をあまり変えずに不要枝を伐ります。

これでも2トンダンプ 2台分は枝を伐りました。
結構 伐ったのに伐った感があまりないのがプロの剪定です。

誰が見ても「はい伐りました」と云う剪定は樹木の事を考えていない剪定です。

これだけの大木になると 枝先を短く伐る事は樹木を弱らせるだけではなく、ストレスから病害虫に感染し樹木の寿命より早く倒木の危険が増します。

全ての樹木ではなく樹種や伐る時期により平気な樹木はあります。

「銀杏は強いので葉が落ちた冬の間でしたら強く伐っても平気なんですが…」



下からだと分かりづらいですが… 今後 剪定しやすいように樹高を2メートルぐらい下げました。



高所作業車は使わず、ハシゴ&脚立では安全に登れない為 ロープクライミングで剪定です。




降りる時は楽なんですが…登るのはキツイ




枝が沢山はえていますが、これだけ大木になるとロープがないと登るのは危ないですね。



透かし剪定後



画像でみるとたいした高さに見えませんが…上に行くと風で幹が揺れて 恐怖との戦いです。

前はロープを使わずに登って剪定をしていましたが…

今 考えれば「無謀でしたね」一歩間違えば終わりです。

高い所は苦手ではありませんが、恐怖心はあります。

恐怖心があるから慎重に行動できるんだと思います。

若さ故に「全然怖くない」は油断に繋がるので逆に危険かも知れませんね。

私も若いときに落ちなくて良かったです。

こういったデカイ木は 普通の造園屋さんや普通の庭師に剪定できるものでないので このスキルを生かせる時が来る時の為に、実家の銀杏は良い練習になります。




















ロープを使って「ツリークライミング」しながの植木剪定。






趣味を仕事にした感じです。

その為 「フリークライミング」なんかでも使う カラビナ・エイトカンから「ツリークライミングの仕事用」のハーネス・クロー・ジグザグ・ツリークライミング用のロープなど専門店で揃えています。

「楽しい〜」

今シーズンは子供がもうすぐ産まれる為、15年間1度も行かない年はなかったスキー、初めて1度も行きませんでした。

そんなストレス解消に丁度良い 仕事兼趣味 を見つけました。




話しは変わりますが…

来月出産予定の妻のお腹は「はち切れそうな程」でてきました。

そんなお腹で 長男の幼稚園の送り迎えをやってくれているんですが、何日か前に迎えに行った時 女の子の園児が

園児「お腹大きいね」

妻「赤ちゃんいるんだよ」

園児「赤ちゃんはおへそで繋がっているんでしょ」

妻「そうだよ〜 よく知ってるね〜」

園児「迷子にならないようにだよね」

妻「カワイイ〜」



そんな話しを聞いた私と妻は家の子もこんな感受性がある子に成長してもらいたいと思いました。


子供の発想力は素晴らしい。




この間 新聞で石戸蒲桜 という 日本三大桜の1つと紹介されているのを見てすぐに見に行ってみました。

聞くより実際 見るほうが得るものは多いですから。



既に満開は過ぎ 雪が舞うように花が散っていました。



これはこれで 素晴らしい絶景でしたね。



枝振りには圧巻です。

しかし…

人為的に手助けされ過ぎではないか?

生かされてる感じがして桜の介護施設?

ってのが個人的な感想です。

こんなに大きな桜ではないけど山で見る桜のほうが私は好きですね。

しかし石戸蒲桜の樹齢800年は凄いですね。






1年前に大阪府に行った時に注文した 「佐助の切箸」が届きました。



木の箱に入って届いた切箸は高級感と職人の手作り感がムンムンです。



京都の大隅さんの切箸も手に持ったティッシュが切れますが、佐助(平川さん)の切箸も手に持ったティッシュがスパスパ切れます。



「なんか使うの勿体ないな〜」

「使わなければ意味ないし…」

「…」

「よし使うか」

左側が大隅刃物・ 右側が佐助



職人が作る職人道具。

「凄い贅沢な鋏 使ってるな〜」

「頑張らねば…」







ユキヤナギ



アメリカハナズオウ・フォレスト・パンシー



シジミバナ



コナラの新芽



マルバアオダモ



ロータスブリムストーン&クリーピングタイム



その他 去年植えた苗が今年も

「ニョキニョキ」



「家は庭によって価値が決まる」

何かの本に書いてありました↑

「家族という字は家と庭」

家を建て庭を造り植物を植える事は、かなりのリスク(ローン・維持費)を背負う事になりますが…

気持ちの面で「頑張らねば」と思い、過ぎて見れば得るものは多いと思います。



畑&花壇の予定が…



「まあ〜しょうがないか」

これから家を建てる人はどういう庭にしたいか?も一緒に考えておくと良いですよ。











最近「高木伐採」空師依頼が増えて来たので、鈍った身体にカツを入れるべく近くの山で木登り練習。



小さい頃は木登りなんて 住宅街の木に登ったり、崖っぷちの木に登って遊びましたが…

大人になると「怪しい人がいる」「不法侵入者」など思われないよう秩序・法を守らないといけません。

まあ〜当たり前なんですが…



怪しまれないで木登りできる場所を探すのに一苦労です。

子供の頃を思えば木登りなんて練習する必要ありませんが…

大人になっての木登りは自己満足ではなく「簡単そうにやってる」とお客様に思われないとプロとして失格ですから 「コソ練」はかなり大事です。

「コソ練」懐かしい〜

部活やってた頃の会話を思い出します。








桜が見頃ですね。

桜は開花期間が短い、そこが魅力でもあります。





色々な所で開花前の桜をバッサリ伐られているのを見ます。






日本人はもっと樹木の性質を理解してあげたほうが良いと私は思います。

木は植えて環境が良ければ大きくなるのは当たり前です。
なんで現状の大きさを維持しようとするのか?大きくなる木は大きく成長させながら維持管理したほうがいいと思うんですが…

「大木は倒れたら危険」

大木だから倒れるのか?いやいや 弱ってきて病害虫に侵されて倒木するのがほとんど。

なぜ 弱るか? 植えてある生育環境・主に土。
また不要な強剪定(いわゆるバッサリ伐りること)

が大木を倒木の危険にしているんではないでしょうか?





これからはこういった事を植える前に検討して植栽する事と、一般の人にもっと樹木を理解してもらうことが大事ですね。

花を楽しめる文化がある日本人ですから、木が大木なって出すオーラを感じて 伊勢神宮のような街並みになれば
住んでいる私達が癒されるだけでなく「ホント神が宿る国」なんて海外から来た人が感じるのではないでしょうか?

なんて長い前置きの後に本題です。

数年ぶりに観葉植物を仕入れに行って来ました。

私は庭師なので観葉植物を扱う仕事は減る一方ですが、まだある内は続けていきます。



何かを造る事が好きな私は勿論 観葉植物も株分け・挿し木などをして、仕入れをしなくても自分のとこで使う分は増やしています。

なので仕入れるのは数年に1回で充分間に合ってしまうんです。



観葉植物を生産している人も試行錯誤しないと経営は厳しいみたいですね。

どんな職種でも「らくして儲ける時代」は終わりました。

これからは良い品物・良い技術にお金を出す 又 大量生産された物を安く買う 両極端な時代

一点物を造るにも大量生産するにしても色々な事を試行錯誤しながら努力することが大事ですね。



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