家の寒緋桜が満開になりました。



去年は移植後一年生で数輪しか咲かなかった桜ですが…



他の植木を根巻きする際に邪魔だったので適当に引っこ抜いた桜だったのですが…

良く根づいてくれました。

アオダモの新芽も芽吹きだし春を感じますね。



春先の新緑は黄緑色が多く 夏の濃い緑より 私は好きですね。



神奈川県にある「生田緑地」の中にある

「日本民家園」に行ってみました。



全国各地の気候風土により多少つくりが異なる民家が多数 展示してあります。



じっくり見ると1日かかりますね。



昔の民家は手間が凄いかかってますね。

お金と効率を考えて建てる現代の住宅の真逆をいってます。

これも時代ですね!!



藁葺き屋根も凄いですが…時代劇なんかで目にする石をのせた屋根もまた凄い。



土壁のヒビもまた味ですかね



最近は「古民家再生」とかで古い家の良さを強調していますが…

実際 住むと 虫は出る・隙間風は凄い・屋根からの雨漏り・その他色々と修繕しながらでないと快適に過ごせない・自分で色々出来ないとお金がかかる…

など!想像しただけで大変そうです。



家の中で焚き火ができ魅力的ではありますが。



色々なデメリットを理解したうえで古民家再生や田舎暮らしなどの夢を描くのが現実的ですね。



妻に「住みたい?」と聞くと…

妻「無理」

俺「やっぱね」

妻「どう?」

俺「水道・電気・インターネットの光回線が来てれば住めるよ」

妻「私はそれでも無理だな」



現代の生活に馴れてしまうと昔の生活に逆戻りしたい人はごく少数だと思います。

昔の風呂↓



古き良き事を現代向きに進化させて取り入れることは大事だと思います。




都会に位置する「生田緑地」ですが…

入館料を払う古民家を見なくても、子供を連れてくるには良い所です。




こんなに天気の良い日は「ハイキング」

久々に山歩きをしてきました。

西武秩父・武蔵横手駅〜 日和田山を目指しました。

背中に1才6ヶ月の娘を背負い…



5才の息子と3人で行きました。



西川材で有名なこの辺りは 杉・ヒノキが沢山植林されています。



これを自然!人工的かは見る視点によりますね。

因みに私は人工的に見えます。

しかし…

この間 DVDで映画「wood JOB」(ウッジョブ) 林業を題材にした映画を見たので、林業・植林された木々を管理して生活している人達が身近にいる事を再確認しました。





田んぼでお米を作る農家の人達・畑で土を耕し作物を収穫して生活している人達・海で漁をする漁師・山で植林し材を売る林業の人達など

自然の恵みを生活の糧にしていて素晴らしい職業ですね。

もし 私が庭師でなければ…林業をやりたかったです。

今も林業っぽい仕事はたまにしてますが…



山はいいですね。 クヌギ林



岩場から生える 柏ノ木

植林地帯ではなく 原生林は 庭のお手本です。





私の庭造りの原点はやっぱり

「山ですね」








この間 施工した「セランカンバツ材の木塀」を塗装しました。

施工後から色が濃いほうがいいかも?と思っていたので塗ってみました。

塗装前



塗装後

まだ乾いていない為 多少赤っぽく見えますが、乾くと焦げ茶色になります。



塗装中



セランカンバツ材は防腐剤を塗らなくても腐りずらい材ですが、私の感覚だと色が明るいのが難点ですかね。

少し高級なウリン材のほうが、最初から焦げ茶色をしているので塗装しなくても落ち着いた雰囲気になります。

庭師はお客様の庭を造るのがメインですが、自宅庭で色々試しに造ったりするのも練習になるし自己満足もできるので「一石二鳥です」

職人に限らず出来ない事を始めてやる時は、普通は出来る人に教わる(弟子入り・出来る職人と一緒に仕事をして見て盗む)又は学校に通うなど 誰かに教わるのが一般的です。

しかし仕事をしながらとなると、弟子入り・学校は厳しいですね。

出来る職人と一緒に仕事をして見て盗む…
見るのと実際にやるのでは全く違います、例えば 車の運転ができない人が助手席に座り運転している人の操作を見ていて運転できるようになりますか?

出来る人は簡単にやっているように見え、見ていてはさっぱり理解できないのが普通ではないでしょうか?

自分である程度やっている事なら、出来る人のやっている事を見ていればある程度は理解できますが…

始めての事を 出来る人と一緒に何日間やれば出来るようになるか?おそらく 弟子入りと変わらない日数がかかります。

私も良く言われましたが…「学校に通ったら?」「出来る職人に弟子入りしたほうが良い」「出来る職人にやってもらって覚えるほうが良い」未だに言われる時もありますが…

その助言は正論のように聞こえますが、実は「出来るようになるまで数年間かかり、仕事をしている人には難しい」「むしろ出来るようにならない」助言かもしれません。

私は違います。自分で下調べ(ネット・動画サイト・雑誌・本)して自分でいきなりやってみます…時には大失敗したり、「やらなきゃ良かった 」と後悔したりもしますが、諦めずに出来るまで自分なりに試行錯誤して出来るまでやります。

出来るようになるとは…プロ並み・普通じゃ出来ない腕前です。
私もお客様の前で実際にお金を頂くにはプロ並みに出来るようになってからです。
それまでは下準備(隠れて練習・コツを掴む為に試行錯誤)

人から教わる事はありません。

大事なのは「行動力」「諦めない事」この2つですね。

行動力があっても失敗したり痛い思いをすると「やっぱり無理だった」と諦めてしまう人が大半です。

出来ない事が出来るようになる事は宝くじで1000万当たる位の価値に値するかもしれません。

その代わり 痛い思い・苦い経験は必ずあります。

私も痛い思い・苦い経験を繰り返して今がありますが、年と共に下準備にかける時間が長くなり慎重になってきました。






コツコツ積んできた畑&花壇が完成しました。

施工前



施工後



施工前 近くで



施工後 近くで



施工中





あれだけあった石が無くなりました。

今回の石積みは 「布積み」又は「段積み」という積み方で、見た目が綺麗に仕上がるのが特長です。



ようは石を積み上げるだけですが…

積む職人により、技術・経験・こだわり・センスなど色々な要素が積んだ石に現れます。

自分で積んでみると良く分かります。

ますます道端の石積みを見るのが楽しくなりました。

樹高約10メートルあるヒノキの剪定をしてきました。

剪定前



剪定後



枝が沢山 芽吹いているヒノキの為 非常にのぼりやすかったですね。



剪定中



上から順に不要枝を透かしていきます。



お客様に大変喜んでもらい、今年から管理をさせて頂けるようになりました。

非常に有難いです。



少しずつでも私が管理させて頂ける植木が増えるのは感謝すると共に庭師として成長させてもらえる財産です。

playgreenのホームページを更新しました。

今回から新たに「高木枝下ろし・伐採」の項目の追加とその他を更新しました。

http://www.playgreen.jp

これからも宜しくお願い致します。



キンモクセイ・ギンモクセイ共に普通は丸く刈り込みます。

私もほとんどモクセイは刈り込みにしますが…

ここのモクセイは目立つので 透かし剪定 にしました。

剪定前



剪定後 塀も撤去され新しくなるみたいです。



剪定前 モッコクと二本ならんで



剪定後 二本とも庭木としての存在感がでましたね〜



なによりお客様に気に入って頂けた事が嬉しいです。



石積みで畑いづれ花壇?を造り始めました。



まずは土留めの型枠を造ります



型枠の間にセメントを入れながら石を積んでいきます。



石積みは難しい!だから面白い!



あっという間に時間が過ぎます。

まだ途中ですが完成を想像するとワクワクします。





モッコクを剪定する時期もそろそろ新芽が芽吹きだすのでギリギリですかね。

剪定前



剪定後



新規で剪定する植木は前の庭師さんがどんな伐りかたをしていたか?様子をみながらなのでいつもより時間が掛かります。




モッコクの剪定は刈り込んでしまうのは別として、庭師によって、枝ごとに透かす剪定、植木を全体的に透かす剪定、それぞれモッコクの状態により使い分けるのがプロの庭師ですが、私は全体的に透かす剪定に片寄っています。

今回は庭の様子からして全体的に透かす剪定で良かったのですが、枝ごとに透かす剪定のほうが短時間で仕上がるので機会があればやりたいと思います。