8月24日(金)

いつものように 作業中・・・

普段なら落ちる訳もない、高さから また 安定したアスファルトの場所で 今 思えば 色々な 落ちるであろう危険な要素はあったのですが・・・

脚立が倒れ 運悪く 落ちた下に車止めの縁石があり・・・



エンジントリマーを持っていた事で両手がふさがれ 背中から 縁石の角に落ちました。

そして・・・

いつもの転倒とは 痛さの加減が違い『ヤバいかも!?』と思いましたが・・・  何より先に エンジントリマーをストップさせるべく すぐに動き エンジンを止めたんですが!
その後 背中が痛く 立ち上がる事が数分間できませんでした。 

そしてアスファルトに血痕が見えた為 慌てて 口に手を当てて 内臓破裂を心配して確認するも、口からは出血してなく!『どこから?』



どうやら 転落した際に エンジントリマーの刃が多少当たったみたいでした。

傷口は広くなかったんですが、傷は深く 白いものが見え? 4針縫う事になりました。

この傷はまったく痛さを感じないほど背中の痛みがひどく!

普通なら大怪我かも?知れませんが・・・ 今回はカユい程度でした。

一応 一緒に作業していた 同業者さんにトラックを運転してもらい 近くの病院に行き、レントゲン&CT を撮った結果



『肋骨を三本骨折し 肺に刺さり 内出血し 肺が多少収縮ているので ここの病院では対応できない為 対応できる病院に行った行った方がよい』

『・・・汗』

作業現場が 本庄市 だったので、『じゃあ すぐに トラックで自宅近くの 埼玉医大に行きます ので 招待状を書いてください』

『招待状は書くけど・・・トラックで二時間近くかけて移動するのは無理ですよ』

『確かに 痛すぎます』

『病院で先方の病院に連絡をとり 救急車を手配しますので、それで行ってください』

『ですよね!!』

という訳で 埼玉医大では 肺は対応していないので、埼玉国際医療センターに緊急搬送される事になりました。

搬送中 家族に心配かけてしまった事を考えるだけで 涙がでてきて、救急隊の方や看護師さんには 痛くて 泣いていると思われたかもしれないですが・・・心の痛みです。。

そして・・・埼玉国際医療センターに到着後は 肺に管を刺して呼吸の確保をしたり 手術をする程ではなかったんですが、肺が収縮しているので 万が一 このまま収縮し続ける場合は マズいので 入院になりました。

最初は一週間ぐらいは入院するかも?
と 言われたのですが、4泊で退院する事ができました。

今は自宅で 絶対安静です。

普段ケガをするような場所でない場所でケガをして たまたま 縁石が下にあり大怪我になってしまったんですが、それも 考え方を変えれば 運が良かったのかもしれません。

もし 打ち所が少しずれて 背骨だったら? 頭だったら?

命が助かり さほど後遺症も残らない程度で 良かったです。


幼い頃から 危ない事ばかりしていて大人になっても ケガが絶えない私ですが・・・

今回は過去最大でした

家族には心配ばかりかけ 頭があがりません。

いつも ケガ には注意をしているのですが、天候・慣れ・疲労・気分などの影響で ふっと油断してしまう時は1日中仕事をしていれば 数度は誰しもあることだとは思いますが・・・

日々の作業でちょっとしたミスの積み重ねによって いつか 大きい事故が起こるのだと思います。

これからは 『ちょっとしたミスや見落とし』も安易に考えず 見直していきたいと思います。

しかし・・・肋骨3本!!肺に刺さる!! 想像以上に痛いです。 


ケガをした日から未だに 横になって寝れません


 
暑い!! ホント 暑い!!

少し動いただけで 汗だくです。

シャツが汗でビショビショだけでは済まずに、ズボン&パンツ まで 汗でビショビショです。

シャツは水道で雑巾のように絞り また 着て また絞りの繰り返し・・・

そんな感じで 四つ目垣&ツゲの植え替え作業中です。

お盆休みは この間の 京都に鋏を買いに行った事で終了し、すぐに仕事です。 自分で仕事をしていると、仕事があるのは 有り難いことなので嬉しいです。

作業前



作業終了までは あと少し・・・




作業前 別の位置から



別の位置から 作業終了間近



作業終了間近 というのは 明日 シュロ縄で ツゲ(植木)と四つ目垣を縛れば終わりなので 見た目的には ほとんど代わり映えしないのですが・・・

まだ終わってないので 終了間近・施工中 と 真面目に 掲載する事にしました。

作業中

まずは 植わっている カナメモチを ユンボにて 抜きます。

ここに植わっているカナメモチは乾燥からくる 病気にかかってしまい、何度 植え替えしても すぐに枯れてしまうので 違う 種類で 乾燥に強い ツゲを提案させていただきました

石垣を壊さないように慎重にユンボを操作します。




真夏日ですので なるべく 手作業は省くように 段取りを立てました。



そして・・・ここで 土壌改良と土が乾燥して熱を放つのを防ぐ為、水を大量に流しながら 土に保水力を持たせ腐葉土を混ぜ込みます。真夏に植栽する際には一番 重要な所です。

その作業をしながら反対側から 四つ目垣を設置していきます。



四つ目垣を 高さ・水平・バランスを見ながら 綺麗に仕上がるようにします。プロなので当たり前ですが・・・

新人君に 土壌改良&保水 親父が ツゲを植栽 私が 四つ目垣設置

3人で同時に作業する為 1日で27メートルある 垣根を 撤去から 設置&植え込みまで終了できました。

昨日から暑い日でしたが、作業の目星がついたので、一安心して 暑かった事は どうでもよくなりました。

予定では明日には終了し、一週間後に水やりに 後は天候と 植物の様子をみて水やりに来る予定です。

ここのお宅は 今まで 天然竹で垣根を設置していましたが・・・ すぐに腐ってしまう為 今回からは 『人工樹脂の竹で施工はどうですか?』 と 提案させていただきましたが・・・『人工は・・・?』と イマイチ 後納得がいってなかった様子でしたが、 今日の施工後の状態をみて『人工でも凄くいいね』と 嬉しい一言を言っていただき、良かったです。
ツゲ(植木)も 『気に入ったわ』と言っていただき ホント 『ホッとしました』

本日は 自分の車を車検してきました。

一般的に『ユーザー車検』と云われるやつです。
(自動車の所有者が自ら車検場に自分の車を持ち込み車検を行う事)



一昔前までは一般の人が自分の車であっても車検を通す事は困難でした。

その主な理由は・・・

12ヶ月点検・24ヶ月点検を指定の整備工場で行い、その記録簿(印鑑が押してある)を提示するか!業者の人でないと、車検が通らなかったのが大きいと思います。

それが、もう何年も前ですが・・・車検に対する規制が緩和され(詳しい内容は調べてないので分かりませんが!)一般の人が車検を通せるようになったんです。


今は 一応 『整備記録簿は?』と聞かれますが・・・ 『後で整備します』と言えば平気です。

しかし もしも故障した時は自己責任です。

それと規制緩和以降 整備不良による故障車が増えたと ある 雑誌か?ネット?(よく覚えていませんが)で掲載されていました。

と・・・ 話は 車検制度自体のあり方にそれてしまうので ここまでで!


最初は 車検場に入る前に 近くの予備車検場で 光軸調整をお金を払って調整してもらいます。

この光軸調整は前回の車検から2年間の間に事故や改造などをしていなくても 多少なりともズレています。

光軸調整不足で車検が受からない事が結構あります。

(私も経験済みです) 

光軸調整後はこの紙を剥がさずに このまま車検を受けます。



そして 車検場で 書類手続きと 税金・自賠責保険を印紙にて支払います。



この書類を書くのが 一番 面倒な所ですかね。

車検にかかるお金は・・・

自賠責保険・重量税・検査手数料・用紙代金です。

その車の車種 年式 免税額 等で 金額が違いますので 一言で いくらです とは 言えませんが・・・

大まかに ディーラーや整備場等で行う金額の半分ぐらいですかね?

勿論 何も整備しないで 税金だけの値段ですので、安心を買うつもりでしたら、プロの整備士に任せたほうが お買い得かもしれません。

私は普段から 車や機械などをいじるのが 好きなので ユーザー車検にした訳です。

そして・・・車自体の検査に入ります。



ユーザー車検だと 係の人が親切にやり方を教えてくれるので安心です。

ただ 今日がお盆で空いていたから?かもしれません。

検査合格すると 再び 書類を提出して、新しい車検証を貰い終了です。

帰る前にフロントガラスに 次回車検日が記載されてるステッカーを貼るのを忘れずに。。

慣れていない 私でも ここまで かかる時間は 1時間ぐらいでしょうか? 

インターネットによる事前予約と持って行く書類さえ 揃えば  誰にでもユーザー車検はできます。

ただ 私が思うに 何も整備しないで平気な車は限られると思います。

後 最近の車は大変 品質も良く 年々進化していて丈夫ですが、大事に乗っていないと ゴムでできた部品の劣化は避けられないので 注意が必要です。

何事も 聞くのと やるのでは 差があるので 経験してみるのも いいのではないでしょうか?




  

京都に来るのは何回目だろうか?

中学の時の修学旅行の時には まるで興味のなかった京都・・・

大人になって 結婚式を京都で挙げ、式の準備で何回か足を運び その後も 庭を観に何回か京都に来ています。。

今回は 修学旅行以来の 金閣寺に行ってみました。



植木屋の専門的な見方として、金閣寺の庭木の剪定と

銀閣寺の庭木の剪定を比べたかったので、銀閣寺も行ってみました。 



私は 銀閣寺のほうが好きですが・・・時期が真夏と云うこともあり 庭木も剪定されてから2ヶ月ぐらいは経っているのか?成長時期の為 伸びすぎているのか?色々な理由があると思いますが・・・私が期待していた剪定を見ることはできませんでした。



今回の庭の収穫は・・・

『京都 大原 三千院』の近くにある 
『宝泉院』の庭は良かったです。

巨木 五葉松



この 五葉松の 庭を眺めながら お茶を頂けます。拝観料が800円と少し高いと思ったら お茶代込みの 拝観料でした。



この『宝泉院』メインの庭よりも 宝泉院の他の庭がとても 風情があり また 宝泉院まで 辿り着くまでの・・・ 

車を駐車場に止めてから歩く道が『京都ってこんなだよな!!』と思わせる雰囲気でした。

ほとんど モミジ が植わっているので、秋の紅葉シーズンには また違った風景を楽しませてくれると思います。



庭から 話はそれますが!

『sou・sou』(そうそう)と云う 京都発祥のお店は 日本の 和 をオシャレに今風にアレンジしていてとても 良いです

私の作業靴の地下足袋も こんな いい感じになってます。



店に入る前に 店先にいた 男の人が 一見 『何かの職人??』と思う服装でいたのを思い出し・・・

『sou・sou』の服もやり過ぎては ただの オシャレな職人? になってしまうのでは?

それなら私が思うには『ワークマンで充分だろ?』

『sou・sou』は日本を代表する 現代の和装のような気がします。

人それぞれ 好みが違うと思いますので 私個人的な見解です。

しかし いくら オシャレな地下足袋でも 私が履けば ただの作業靴なので買いません!!



今日は 植木屋の商売道具 『鋏』

を買いに 京都まで来ています。

その鋏の中でも 京都 又 関西地方でしか 手に入らない 『切箸』 という 鋏を 植木鋏専門の鍛冶屋さんに直接 会って 私が 使い易い 形に注文して 作ってもらう為に来ました。

知り合いの植木屋から噂を聞いてきた

『大隅刃物店』

非常に人の良さそうな お母さんと息子さんが 『わざわざ遠い所をありがとう』という姿勢で対応してくれました。





京型と云われる 『植木鋏』



そして・・・『切箸』



店頭にある鋏のほとんどが全国各地からの注文に答えて作った品物で、今回 私が注文して 届くのが2ヶ月以上先だそうです。



勿論 『切箸』は注文したんですが・・・ 上の画像にある『刈り込み鋏』も 丁度良い感じの 品物があったので 買いました。

その際に その場ですぐに 私の名前を彫ってもらいました。

自分の名前が入るだけで かなり 嬉しく 愛着もより湧きます。



『切箸』は 少し癖が強く 使い慣れるまで 誰でも 時間がかかる鋏です。 

その為に(他にも理由はあるのですが・・・) 植木屋の鋏として全国各地に普及しなかった鋏でもあります。 

私も 使いこなせるか?少々 不安でしたので 注文した 『切箸』が届くまでに 少しでも使い慣れておきたいのが本音で、2ヶ月以上待つのは・・・

大隅さんに焦って作ってもらうのも悪いし、職人として 良い仕事ができなくなると思い。『ゆっくりで構いませんよ!』とは言ったものの・・・

出来るなら 買って帰りたい。。。

そして、大隅さんと話をしている内に『菊一文字』という昔 日本刀を作っていた刃物店になら大隅さんの切箸が売ってると聞き!!  大隅さんと菊一文字のダブルネーム!!

早速 『菊一文字 京都本店』に 買いに行ってきました。



大隅さんと菊一文字のダブルネームの切箸

 

京都まで来た甲斐がありました。

この鋏は大事に使えば20年ぐらいは保つと自信を持って言っていましたので、商売道具としては、旅費を含めても安い買い物です。

最近の職人事情として、その辺のホームセンターに売ってる鋏を使い捨てのように使う職人さんが増えてます。

私もそうだったので、否定はできませんが・・・

これからの時代は また 昔のように 良いものを 大事に長く使う時代に戻る気がします。 




皆さんはどんな時 感動しますか??

感動!感情が動く!感極まる!こらえきれないほど涙が流れる!グッとくる!などなど 感情表現もさまざまですし
人それぞれ 感動するポイントも違うと思います。

私は 以前まで 『自分の命を犠牲にして誰かを守る』行動にたいして 涙がでてきました。
自分がどんな所で涙がでるか?考えてみたら ? そうだったんです。

しかし 今は 家族を持ち自分の命を犠牲にする事にたいして疑問ができ、前ほど涙がでなくなりました。

それより 一生懸命やる姿・見返りを期待しないで行う姿勢・真っ直ぐな気持ち・思いやりの心 など・・・

他に 涙がでるポイントが増えました。

その人自身の価値観は大きな影響があると思いますが、それ以外に 経験・考え方・周りの環境・ライフスタイルなどで 感動するポイントは年を重ねるごとに増える一方です。


年をとるというのは 悪いこと ばかりじゃありませんね。



本日は『園芸装飾技能士』の技能検定でした。

私は検定審査員として採点をしてきました。



昨年までは 講習会の講師でしたが、今年からは色々な検定事情があり審査員に変更です。



知名度がなくても 一応 国家資格。

この資格を取得する為の専門学校もあります。

受験者の方はそれぞれの思いで 練習をしてきて望むと思うので 私も安易に採点はできません。




私もそうですが、試験は受かる為に受けると思いますが・・・例え受からなくても得るものがあると思います。

試験は学ぶ為のきっかけにすぎません

当たり前ですが! 本当に自分の為に役立てたいなら 勉強したことを忘れない事ですかね。

話は変わりますが、ロンドン オリンピック開催中の今 どんな種目も目が離せません。4年に1度なんて 誰が考えたんでしょうかね?

前までは 長いと思う所もありましたが、今は4年という歳月が 各選手に色々な経験や思いを募らせ 決戦の日の熱い思いが 選手の動きや コメントとして 私達 テレビで見ているだけの人達にも伝わってきて、メダルなどに関係なく私は涙がでます。

年齢を重ねるごとに どんなスポーツでも そこに至るまでの過程を想像して 泣けてきます。

私も二十歳位まではオリンピックを夢見て日々練習していた時期があったので 尚更 自分の思いと重なってしまうのもあると思いますが・・・

まったく知らない人を感動させる事ができる オリンピック 最近ようやく見るのが好きになりました。。。



外仕事はしょうがないですね。

このまま 猛暑が続くようなら、日中に外仕事をするのは無しにして早朝か?夕方〜?外仕事を開始する 外仕事独自のサマータイムが 導入されてもいいのでは?と・・・思いながら日中 外仕事をしていました。

作業前



作業後



作業前 他の場所



作業後 他の場所



こんなに 暑い中 植木の剪定をすると 植木の種類によっては枯れてしまう樹木もあるので 事前に下調べしてから剪定します。

中には ほとんど 剪定をしないで 枯れ葉を落とすだけの樹木もあります。

毎回 出来上がりの見た目は差ほど変わらなくても 剪定の仕方を変え そこにある樹木の事を色々 考え剪定しているんです。

樹木も暑い夏は 人間と同じように暑さを感じているんだと思います。




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